休憩所

進むも休むもアナタ次第だ                                                              まあ何にせよ、無いより在ったほうが良いでしょう?

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

ドラクライフ

北の玄武

南の朱雀

西の百虎

東の青龍



「まだ機械といった機械も発明されていない時代、カラフト大陸には4つの神がいた。

 それぞれが力のバランスを保ち、カラフト大陸を天災から護っていた。

 だが、カラフト大陸を襲うものは天災だけではなかった。

 人間である。

 大陸同士で繰り広げられる戦い。

 しかし、カラフト大陸の長はこの戦いにを終わらせる方法を知っていた。

 それはカラフト大陸にまつわる伝説・・・。」

『神の力及ばず

 たとエすべてが滅びようトモ

 神々を連れタ少年がワレラヲみチビキ

 コのタイリクと

 スベテノ民ヲスクウデアロウ』

―――天災を抑えるには神の力を。

―――人災を抑えるには我らの力を。

―――そして長は伝説を信じ

―――少年を神の使いへと向かわせたのだ。









少年は果ての無いかのような広い砂漠を横断していた。
彼の名はシキ。
幼き人間は世界を救う。そんな伝説が彼らの大陸には語り継がれているらしく、村の長に神の使いとして旅に出されたのだった。
「あちぃ・・・。」
そう呟いても返ってくる言葉は何も無い。
ただシキは、足を前へ前へと運ばざるを得なかった。
ふと喉が渇いて水筒を逆さにしてみるが、予想通り、一滴の水が落ちるだけだった。
その水が落ちた瞬間、突如地面が揺れ始めた。
「じ・・・地震!?」
シキは必死で地面にしがみついていた。
やがて揺れも収まってきて、ようやくシキは立ち上がることができた。
そして、顔を上げた瞬間、気づいてしまった。
「・・・す・・・砂狼!!」
自分の身長をはるかに超えた狼。
その口からは白い牙がちらついている。
「あ・・・ああ・・・・・・。」
腰が抜けて動けない。
砂狼なんか、子供が太刀打ちできる相手じゃない。
大人数人だって何人負傷するか知れたもんじゃない。
シキは、とにかく逃げた。
砂漠の果てに逃げたって助かる気はしなかったが、とにかく走った。
もちろん、砂狼もそれを追ってくる。
シキと砂狼、二人の距離はだんだんと縮まってくる。
それはまさしく恋愛。違うわ、ボケ。
そしてとうとう砂狼の射程範囲内にシキが入った。
砂狼はその細いながらも強靭な足に力を入れ、めいっぱい跳んだ。
シキに砂狼の影が重なる。
「もう駄目・・・だ。」
大抵、この辺りで正義のヒーローとか仲間とかが駆けつけて助けるっていう展開になるが、この物語でシキを助けたのは、
そんな小っこいものじゃああなかったッッ!!!(ジョジョ風に
砂狼の何十倍もの大きさの巨体。
砂狼の何十倍もの大きさの牙。
砂狼にはなかった、大きな翼。
「・・・ドラゴン。」
ドラゴンは、尾を一振りし、砂狼を吹き飛ばす。
だが、砂狼も獣の端くれだ。
すぐに体制を立て直し、飛び掛ってくる。
すかさずドラゴンは、シキをつまみ、自らの背中へほうりなげた。
「・・・あべし!!」
そして翼を上下に羽ばたかせ、
「つかまれ、少年よ。振り落とされたくなければなあ。」


第二章
「ひ・・・ひひゃあ・・・高っけぇ。」
雲よりも高く、ドラゴンは空を泳いでいた。
下に見える雲の狭間からは砂漠がかすかに見えている。
「少年。我輩の気まぐれに感謝するんだな。」
「え?」
ドラゴンはふんっ、と鼻息を荒くして、
「我輩は普段はこうやって他の生物を乗せて飛ぶことはまず無い。ましてや人間など・・・。」
シキは悟った。
“ああ、ドラゴンも人間の戦には迷惑しているんだなあ”
「それより少年。おぬしのような小童が砂漠をうろつくには理由があろう?何故だ。」
「ああ。僕、神の使いで。4の神を・・・って!!!!!!!!」
僕は・・・。
僕を乗せているのは・・・龍。
東の神は・・・。
そこまで考えたところで、僕の妄想タイムは終了した。
「おぬし、今我輩が神の内のひとつだと考えたであろう?」
「・・・え?違うの?」
「我輩は確かにかっこよくて強くてたくましい。・・・が、神ではない。」
(誰もそこまでいってねぇよ)
「まぁ、我輩は“紅竜”であるからな。“青龍”とは程遠いものである。」
「そっかあ、せっかくドラゴン見つけたのになあ。」
シキは少しがっかりはしたが、今自分が空を飛んでいる、ということを楽しむことにした。
そのままドラゴンの背に揺られること数時間。シキは街へと降り立った。
・・・当然街は大騒ぎである。
「りっ・・・龍よ!!」
「なんでこんなところに龍が!!!」
・・・実にうるさい。
シキは、龍が人間を嫌いな理由、が分かった気がした。
「これだから人間は・・・。」
スポンサーサイト

挑戦記 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<貧乏同居学生(通称)三人が男の料理を作ってみた | HOME | 挑戦№11 『画像無しで更新してみた』>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。